子供の頃は楽しみだったお正月や年末年始も、大人になるにつれて、「面倒だな」「疲れるな」と思うことはありませんか?
しばらく帰省してないから、もう今年はしなければならない。などと義務感を感じていないでしょうか?
本記事では、大学生まで門限があり下宿も禁止でいわゆる「箱入り娘」だった私が、実家に帰りたくない理由の分析と、親不孝になると罪悪感を感じない考え方、帰省する場合の過ごし方の工夫について書きました。
現在は海外在住ですが、ここ数年帰省シーズンに実家に帰らなくても罪悪感なく過ごせています。
独身の人のよくある悩みを書いていますが、既婚で帰省にモヤモヤしている方にも役立つ部分もあれば嬉しいです。
実家に帰省したくない理由
実家に帰省してもすることがない
離れた場所で一人暮らしをしていると、そこでの自分の生活スタイルが出来上がっていきます。
もう両親とはペースがずれているし、テレビをただ見て過ごすのも退屈。
実家近くの友達とも疎遠になっていて会うこともない。
というパターンはないでしょうか?
できれば、好きな時に好きな人と過ごしたいものですね。
時間や費用に見合うメリットがない
特に都心に住んでいると、色々なことが便利でコスパよくできて当たり前です。
帰省先が都心ではない場合、交通も不便で、今まで都心の生活でできていたことができなかったり、待ったりしなければならないことも多いでしょう。
帰省に使うエネルギーにプライオリティを感じなければ、必然的に腰が重くなるかもしれません。
独身で子供もいないことに罪悪感を感じる
また、30代以降の場合だと、何も言われなくてもふつふつと感じるのが「結婚・出産へのプレッシャー」ではないでしょうか。
例えば、両親と一緒に食事に行った時に隣の席に同年代の夫婦が子供を連れている時。
道ゆく人の連れた赤ちゃんを、母が可愛がって見ている時など(悪気はなし)。
「私には、両親に見せる孫どころか彼氏もいない」なんて申し訳なくなってしまいませんか?
家庭にもよるかもしれませんが、結婚や子供について、予定もないのに詮索されるとうんざりする気持ちになると思います。
年末は休みをとって海外に行ってみませんか?当ブログでは海外に関する記事を発信しています。
実家に帰らなくても罪悪感を感じないための対策
では、罪悪感を感じずに実家に帰らないようにするには、どうすればいいのでしょうか?
帰省シーズンじゃなくても連絡を取っておく
自分の親は選べないので、よほどの事情がないと、連絡をすることは避けられないでしょう。
どうせ連絡をとったり帰省など接点を持つなら、自分の余裕のある時に電話、メール、ビデオ通話などで連絡していると「帰らなければならない」という義務感から解放されます。
このとき、必ずしも「親の望む方法」に捉われなくても大丈夫です。継続することが大事です。
今の生活が楽しく充実している様子を伝える
子供の幸せな様子を見ることが1番両親が帰省に求めることではないでしょうか。
なので、幸せで充実していることを分かるように、写真や動画を送って安心させてあげましょう。
私は、親とメッセージする時、「忙しい」より「楽しい」、「時間がない」より「充実している」などポジティブな言葉を心がけています。
両親の時代は、みんな結婚して子供を持つことだけが幸せとされていましたが、今は幸せの定義も多様化している、と前向きにとらえましょう。
そうすれば、さきほどの「孫の顔も見せられない」というネガティブモードも解消されるかもしれません。
実家に帰る場合有意義に過ごすには?
今回は、気が乗らないけど帰らないといけない。という場合はこのように過ごしてみるのはいかがでしょか。
海外就職や転職でビザ実家で待っていた時に私がしたことや、活用したサービスを紹介します。
実家の断捨離
実家で年配の両親が住んでいる場合、不要なものを溜め込んでしまっていないでしょうか?
歳をとると片付けるのがおっくうになるようですが、最後に両親が亡くなった後処分をするのは子供である私たちとなります。
不要なものをネットで売ったり、力がいる家具の移動など若い人の手がいることに力を貸してあげると、有意義に時間を使えます。
メルカリなどのフリマアプリで売ると、素人でも個人売買ができますが、出品して売れる期間にはばらつきがあり、帰省中に全部を販売するのは難しいかもしれません。
そんな時活用できるのが、不用品を査定してくれたり、送るだけで買い取りができるサービスです。
短期間で断捨離して一気に販売を進めたいときにおすすめです。
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また、私の場合自分が率先して動くことで、母も積極的に不用品を選別するなど、ポジティブになってくれたこともありました。
家の不要なものを手放して、家族のコミュニケーションも増えて、ネガティブな雰囲気がなくなれば一石二鳥ですね。
パソコンなどIT周りを親に教える
もし両親がITに精通しているなら必要ないですが、大抵の場合自分達よりアナログではないでしょうか。
私の海外在住の友達で、お母さんにパソコンでskypeやメールの仕方を教えたら、なんと自ら進んでネット証券で投資をするようになったという方もいました。
また、私自身の母も、海外就職前に比べるとGoogle検索を活用できるようになっていて、道端の花で知らないものがあったらGoogleレンズで調べたり、お店を探すときなども「Google先生に聞いてみよう」ということも増えました。
根気良く教えれば、活用して自分で問題を解決できるようになり、結果として子供としても楽になれます。
自分が帰省から戻って、仕事中に親からの質問に対応できない、など心配であれば、電話や訪問で設定などのサポートをしてもらえる会員制サービスもあります。
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ホテルステイや外出・旅行で気分転換する
実家に帰省したとき、いつも家に滞在してぼんやりしていて、退屈になっていないでしょうか。
例えばお母さんが家事をしないでいいようにホテルステイをする、日帰りのアクティビティに参加するなど、家族でいながらも場所を変えたりするのも一つの方法です。
旅行をもっと簡単に【Trip.com】家族だからと言って、全員が常に一緒にいる必要はありません。適切な距離感が大事ですね。
また、親孝行をどこかでしたいと考えている方には、親子で旅行することを考えるのもおすすめです。数年分、帰省しなくても罪悪感を感じずに過ごせると思います。
以下は、母をシンガポールとマレーシアに連れて行った旅行記と、旅行で使える英会話の記事です。
読書をして親子関係について考える
私のような箱入り娘で育って愛情の受け方が歪んでしまったり、逆に愛情不足だった場合は、一度実家や両親との関係について深く考える時間を取るのもいいかもしれません。
帰省中に考え込んで暗いモードにならない程度の、自分に合う本を読んでみましょう。
私の場合は父が特にしつけに厳しく怖いと感じていました。厳しいお父さんに育てられた人にはおすすめです。
まとめ
実家に帰らないことを罪悪感を感じないようにする対策
- 帰省シーズンじゃなくても連絡を取っておく
- 今の生活が楽しく充実している様子を伝える
実家に帰る場合有意義に過ごすには?
- 家の断捨離
- パソコンなどIT周りを親に教える
- ホテルステイや外出で気分転換する
- 読書をして親子関係について考える
親のしたいように生きるのじゃなく、自分がしたいように生きるのが人生だと私は思います。
自分が「本当にやりたい」と思った時に帰省して、貴重な時間を有意義に使いたいものですね。
この記事が、帰省についてモヤモヤしている方の「スッキリ」につながれば嬉しいです。