日本一時帰国におすすめのeSIMの比較とコスパのいい選び方 

eSIM
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本記事は海外在住の方やノマドワーカーで海外に滞在する期間が長い方の目線で、一時帰国の時に使えるeSIMサービスを比較した結果を解説しています。

日本への一時帰国のeSIM選びをする際、次はいつになるか分からないけどどこまでコストをかけるかモヤモヤしませんか?

一時帰国といっても期間や滞在先の環境などがさまざまだと思いますので、本ブログを見ると自分の滞在に合ったサービスが選べるようになります。

いわゆる日本の格安SIMの会社だけを網羅したものではなく、ノマドワーカーや海外旅行好きな方むけに、データのみを扱うeSIMのプリペイドサービスも掲載しています。

eSIMを使うと、物理的なSIMカードの差し替えや、Wifiルータなどを借りに行ったり返却する手間なく、海外で設定すれば到着してすぐに通信を開始することができます。

eSIMについて詳細はこちらの記事をご覧ください。

本記事は2024年10月時点での情報ですので、今後変更となる可能性があります。申し込み前に詳細を各企業のページでご確認ください。

一時帰国向けeSIMサービス料金比較

筆者のおすすめとしては、データ容量のコスパ重視なら楽天モバイル、2週間以内の帰国などで使用データ量が少ない場合はPovoとデータ追加にJAPAN&GLOBAL eSIMの組み合わせです。

日本円での支出を最適化したいと思っているし、eSIMでの管理がいい、けど状況は常に変わるという方は、本記事で色々な可能性を模索していきましょう。

日本の番号取得が可能なeSIMの料金比較

3GBまで10GB使用20GB使用30GB使用
楽天モバイル1,078円2,178円3,278円
20GB超過後無制限
LINEMO990円2090円2,970円3,960円
Povo990円
30日間
2,700円
30日間

楽天モバイルは出張や外出が多くて20GB以上使用することが分かっている場合、使用状況が未定な場合におすすめです。

また、日本の電話番号が付与されるので、通話やSMSの通信も可能です。

他のキャリアだと、20GBを超えて使用すると料金が上がっていきますが、20GBを超えて使用しても3,278円であるので料金が増加していく心配もありません。

一時帰国でも2週間以上など長めの滞在になる場合や、複数のeSIM管理など複雑なことは考えずシンプルがいい方は楽天モバイルがおすすめです。

データをそんなに使用しない、または2週間以内など短期間の一時帰国の方は以下もぜひご覧ください。

手軽に使えるプリペイド式eSIMの料金比較

1days3days5days7days10days14days15days16days20days30days
Povo330円データ使い放題※1(24時間)390円1GB(7日間)990円
3GB

2,700円20GB
JAPAN&GLOBAL eSIM540円1GB

790円3GB
1,190円5GB
2,090円15GB
990円3GB

1,490円
5GB

2,990円15GB

4,490円20GB

6,190円30GB

7,790円40GB

8,890円50GB
2,690円10GB

4,990円20GB

4,990円20GB
海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】$3.99
1GB
USDをJPYに変換

$6.99
3 GB

$9.99
5 GB

USDをJPYに変換

$15.99
10 GB

$22.99
20 GB
プリペイドeSIM【旅ともモバイル】600円
1GB/日

1,300円
3GB/日
900円
1GB/日

2,600円
3GB/日
1,300円
1GB/日

4,000円
3GB/日
1,700円
1GB/日

5,400円
3GB/日
2,200円
1GB/日

7,500円
3GB/日
3,100円
1GB/日

10,200円
3GB/日
3,900円
1GB/日

12,600円
3GB/日

プリペイドタイプのeSIMは、16日間以上など長期間で比較すると割高になりますが、7日以上滞在して3GB以上使用するけど、20日以内で帰国する時などは、組み合わせてコスパ良く使用することができます。

自宅などの滞在先にWifi環境があったり、2週間以内の帰国など短期間の場合でPovoの3GBをメインで使用し、データ追加が必要な際にはトッピングを追加するか、データのみのプリペイドサービス、JAPAN&GLOBAL eSIMを組み合わせてデータを補充するように購入することもできます。

Povoを検討中の方はこちらもチェックしてみてください。
紹介コード「 L8FJDJ47」を使ってpovo2.0へ新規加入のうえ、SIMカードまたはeSIMを有効化するとデータボーナス100GB(3日間)1回分とデータ使い放題ボーナス(24時間)が最大5回分もらえます。

こちらの記事は一時帰国でPovoを利用した感想です。

一時帰国のeSIM選びのポイント

料金を比較しても、その時になってみないと分からない、と思う方は以下の選び方も参考になります。

滞在期間とデータ使用料で決める

一時帰国で滞在期間が短かったり、使用容量の少ない方が、コスパ良く日本の番号を維持したい場合、Povoが有力候補になります。

ただ、Povoは短期間の滞在を想定しておらず、日本をベースに生活する方が、データが月末になって足りなくなり速度制限にあったときなどに、サブ利用することを前提にしているサービスなのです。

なので、「あと2,3GBくらい欲しいけど30日間も滞在しない」というような、短期間の小さいプランには対応していないことがあります。

もしPovoのトッピングで「2,700円 20GB」を選ぶけどデータが余ってしまってコスパが悪いと感じてしまう場合などには、プリペイドeSIMとの併用もありです。

例えば、JAPAN&GLOBAL eSIMの790円 3GB 5日間のプランなど、Povo(990円3GB 30日間)に比べて期間が短いけどリーズナブルな場合もあるのです。

もともとは、JAPAN&GLOBAL eSIMなどは海外旅行や外国人観光客のためのサービスですが、日本プランを選べば、短期間滞在する一時帰国者にもおすすめです。

こちらは一時帰国でJAPAN&GLOBAL eSIMを利用した体験記です。

大まかに日本ベースか海外ベースかで決める

楽天モバイル、LINEMO、Povoなどは日本に長期いることをベースとしているので、日本円で収入をもらって生計を立てる海外ノマドや、日本と海外でダブルで給与がある駐在員の方など、「日本にベースがある」方におすすめです。

海外現地では電場番号などを持たずデータだけのeSIMを使用する。

SMS認証が必要なサービスは必要なく、日本円で収入を得て日本のクレジットカードやWiseで生活する場合などが「日本ベース」と言えるでしょう。

日本の電話番号の取得・維持の有無

日本ベースか海外ベースという話の時、海外の現地通貨で生計を立てる方には、日本の電話番号を維持するかどうかが契約のポイントになると思います。

日本でのサービスを利用しようとすると、時に本人確認にSMS認証や日本の証明書(運転免許所など)が必要になることがあります。

楽天モバイル、LINEMO、Povoなどの日本のポストペイドサービスは、海外がベースの方でも、運転免許所などの本人確認書類があれば契約できるので、契約時に必ずしも日本に長期滞在する必要はありません。

ただし、帰国間際だと本人確認が間に合わないことを考慮し、早めの手続きがおすすめです。
本人確認については、例えば楽天モバイルの場合こちらを参照ください。

他の一時帰国のeSIMのブログでは楽天モバイル一択で推していますが、番号維持に月額料金が必要になった変更は、一時期海外在住者の間で話題になっていました。

マレーシア在住の友人も、Povoを使用し始めた経緯をYoutubeで話しています。

Povoで番号を維持する条件は、180日間に最低1回のトッピングを購入することです。

購入されたトッピングのうち、最後に期限が切れるトッピングの有効期限の翌日から180日間トッピングのご購入がない場合、長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止の対象になります。

※期間内の従量通話料とSMS送信料の合計額が660円(税込)を超えている場合を除きます。

詳細はこちらのページにあります。

こちらの記事は一時帰国でPovoを利用した感想です。

紹介コード「 L8FJDJ47」を使ってpovo2.0へ新規加入のうえ、SIMカードまたはeSIMを有効化するとデータボーナス100GB(3日間)1回分とデータ使い放題ボーナス(24時間)が最大5回分もらえます。

日本以外への国での使用の可能性

日本の番号を維持しながら、時にプリペイドeSIMサービスでデータを購入するとき、どうせ選ぶなら他の海外でも使えるサービスを使用した方が、次使う時に手順が分かり、手続きもスムーズです。

本記事で紹介している、JAPAN&GLOBAL eSIM 海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】は日本以外のアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどグローバルに対応しています。

なので、ノマド生活や海外出張で多くの国に渡航する方は、プリペイドサービスで親しみやすいものを一つ作っておくと、突然の渡航のときにも安心です。

データのみのeSIMで通話が必要になったときの対応法

日本のサービスでSMS認証が必要ないけど、いざというとき通話やSMSの送信だけしたい場合は、Skypeでクレジットを購入して使う方法もあります。

私はマレーシア在住なので、日本に国際電話をかける必要があるときにはSkypeでクレジットを購入して使用しています。

その要領で、一時帰国での滞在時にはSkypeの残りのクレジットを利用して固定電話に電話をかけたことがあります。

SMSも送信できるようですが、送信先から返信が来ると受信することはできないようなので、受信が必要な場合はやはり、楽天モバイル、LINEMO、Povoなどの契約がおすすめです。

一時帰国シーン別おすすめeSIMサービス

では、それぞれのキャリアを詳しく紹介し、おすすめのシーンを考えていきます。

複雑なのは苦手 迷ったら楽天モバイル

楽天モバイルの特徴

専用アプリで国内通話がかけ放題

使わない月は1,078円 どれだけ使っても月3,278円

海外でも2GB無料 

3GBまで10GB使用3GB-20GBまで20GB超過後無制限
楽天モバイル1,078円2,178円3,278円

データ使用状況が読めない、滞在先にWifi環境がない方におすすめです。

迷ったときや、計算したり管理するのが手間だと感じる方にも、海外でも2GBまで無料なので安心です。

海外での2GBの使用料と、日本の電話番号を維持できるのに月1078円というのは、日本へ必ず1年に1回以上帰国して、20GB以上使用する方にはリーズナブルだと言えるでしょう。

私もビザの関係で3か月帰国した時に、Povoで結果的に3278円以上月に払ったことがあります。

こんな時は楽天モバイルを調べて契約しておけばよかったと思いましたので、参考までにシェアします。

海外ベース コスパ重視ならPovo

Povoのいいところは、「日本の電話番号が維持できる」という使い方をするならフレキシブルだということです。

通常時は以下の料金でトッピングが購入可能です。

時々、期間限定プロモーションで割安にトッピングを購入できることもあります。

データ容量(利用可能期間)料金/回
データ使い放題(24時間)330円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加1GB(180日間)1,260円
データ追加20GB(30日間)2,700円
データ追加60GB(90日間)6,490円
データ追加300GB(90日間)9,834円
データ追加150GB(180日間)12,980円
データ追加120GB(365日間)21,600円
データ追加300GB(365日間)24,800円

こちらの記事は一時帰国でPovoを利用した感想です。

紹介コード「 L8FJDJ47」を使ってpovo2.0へ新規加入のうえ、SIMカードまたはeSIMを有効化するとデータボーナス100GB(3日間)1回分とデータ使い放題ボーナス(24時間)が最大5回分もらえます。

データが足りない時の補充にJAPAN&GLOBAL eSIM

JAPAN&GLOBAL eSIMは、日本の企業が提供する、海外旅行むけのeSIMサービスですが、日本向けプランもあります。

データだけのプランとなりますので、電話番号の付与はありません。

総データ量を使い切っても期間内であれば低速通信が利用できるので、一時的にデータをたくさん使ってしまっても安心です。

JAPAN&GLOBAL eSIM日本プラン1GB3GB5GB10GB15GB20GB30GB40GB50GB
5日間540円790円1,190円2,090円
15日間990円
16日間1,490円2,990円4,490円6,190円7,790円8,890円
30日間2,690円4,990円

こちらは一時帰国でJAPAN&GLOBAL eSIMを利用した体験記です。

日本以外でもeSIMを利用しアプリで一括管理ならSaily

これまで数社のeSIMを使ってきましたが、Sailyは専用アプリもあり最も簡単に利用を開始できました。データの残量確認もアプリでとても簡単にできます。

海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】1GB3GB5GB10GB20GB
7日間$3.99
USDをJPYに変換
30日間$6.99
USDをJPYに変換
$9.99$15.99$22.99

先日一時帰国で利用したところ、アクティベーション(開通)手続きからインストールされるまで、わずか2分ほどで完了しました。

こちらは一時帰国で海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】を利用した体験記です。

一時帰国のeSIMの選び方まとめ

海外在住や一時帰国のスタイルも様々です。

日本円での収入があり、複雑なことは考えずシンプルにしたい、月々1,078円の維持費が気にならないなら楽天モバイルがおすすめです。

外貨が生活のベースで帰国期間や頻度が少ない方へのおすすめはベースはPovoで日本の番号を維持しつつ、状況によりJAPAN&GLOBAL eSIMなどのデータのみのプリペイドeSIMを追加購入することです。

本記事は2024年10月時点での情報ですので、今後変更となる可能性があります。
詳細は各企業のページでご確認ください。

本記事が海外在住の方の一時帰国のeSIM選びの参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人
みにさき

大学生まで海外に出たことがない、世間知らずな一人娘。

オーストラリアのパースにワーキングホリデーに行き、住み込みベビーシッターなど全くの英語環境で悪戦苦闘しながらも1年滞在。
帰国後に受けたTOEICのスコアは渡航前より300アップ。

その後は日本で英語を使用する仕事を軸に、メーカーから接客業、派遣社員からフリーランスまで幅広い仕事を経験する。

再度海外に住みたい思いが強くなり、海外就職を決意し、マレーシアへ移住。

現在はフルリモートの外資系企業で働きながら、海外就職や女性のキャリアについてブログやSNSで発信中。

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