マレーシアでクレジットカードを作った記録 手続きから受け取り後の注意点まで

マレーシア生活
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マレーシアで、日本人のような外国人が現地のクレジットカードを持つには、在住歴や貯蓄額など要件が厳しい場合があります。

今回、日本人の私でもマレーシアでクレジットカードを作ることができたので、その体験談を紹介します。

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マレーシアでのカード利用シーン

マレーシアに住んで、銀行口座を開設すると、キャッシュカードと兼用のデビットカードを持つことができます。日常生活の支払いは、このデビットカードで幅広く対応できます。

マレーシアのお店では、クレジットカードやデビットカードでの支払いに幅広く対応してます。小額なので断られたり、手数料を取られることもありません。

マレーシアでのキャッシュレス事情についてはこちらの記事で解説しています。

街中でデビットカードが使えずクレジットカードが必要なシーンというのは、経験上特にありません。

ただ、一部のオンラインショッピングではデビットカードを受け付けないこもがあります。

また、ジムの会費など、自動で引き落としをするAuto Debitというシステムを利用する際には、デビットカードだと手数料が毎月かかることがあります。

私の行ったジムの例では、デビットカードだと手数料がRM20がかかるところ、クレジットカードだとかかりませんでした。
尚、日本のクレジットカードを登録しようとしてもエラーでできませんでした。

そこで、カードを複数枚持ちたい希望もあったので、マレーシアでクレジットカードを作ることにしました。

マレーシアで日本人がクレジットカードを作るには?

AEON Credit公式サイトより抜粋

日本人としてはありがたく、マレーシアには日系企業が多く進出しています。

そのうちの一つがAEONです。AEONが発行する「イオンカード」だと、日本人は審査が通りやすいという情報をネットで見つけたので、トライしてみることにしました。 

クレジットカード発行の手続きから受け取りまで

AEON Cardのサイトで2021年7月上旬に手続きしました。

尚、この期間はマレーシアで2021年5月からのロックダウンの期間中でしたので、通常時よりも申し込みの所要時間が長い可能性があります。

申し込みはこちらからで、入力の途中でも情報を残しておけるようになっています。

Apply Now – Credit Card | AEON Credit Service Malaysia

用意した書類は、以下です

  • 直近の給与明細3ヶ月分
  • EA(Tax Return確定申告の時に会社で発行する書類)
  • 住所が確認できる書類

サイトには給与明細1ヶ月分と記載がありましたが、実際には合計5つ書類を添付しなければならず、給与明細は3ヶ月分添付すると次に進めました。

当時はロックダウン真っ最中だったので、提出して気長に待っていました。

待つこと約1ヶ月、8/2でAEON Creditからカードが発行されたと電話(英語)がかかってきました。カードをどこで受け取るか?と聞かれ、最寄りのAEONのお店を答えました。

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続いて、8/4でSMSにメッセージが届きました。ただ、ここがマレーシアだな!と思ったのが、この日すぐお店に行くとまだ届いていませんでした。

聞くと、2,3日かかるんじゃない?とのこと。メッセージとお店が連携しておらず、しかも全く悪びれる様子もありませんでした。

数日後、カードが届いたら再度受け取るお店から電話がありました。

お店にパスポートを持って行き、本人確認した後、やっと受け取りました。

2021年当時厳しいロックダウンが行われていた時のマレーシアの様子をKindle書籍で紹介しています。

クレジットカード受け取り後の自動引き落としの設定

AEONカードを自動で銀行から引き落としをするには、別途用紙に記載して申し込みが必要です。

カードを受け取った際には、カードの入った封筒を渡されたのみで、何も説明はありませんでした。

家に帰って、ネットでの会員登録などを済ませ、オンラインで使えるようになりました。

ただ、ネットでは引き落としの銀行の詳細を入れるところが探しても探しても見つからず、最初の支払いをしたら選べるようになるのかなと思ったのですが、そういう案内もありませんでした。

今思うと、日本語のカスタマーサポートに電話して対応してもらえればよかったです。後で電話番号を入手しました。マレーシア国内から 03-2719-9999(日本語は4を入力)

そして1回目の支払いは、メールで明細が来て後払い(銀行から払いこむ)というまさかのアナログな方法で対応しました。

ロックダウンが終わり、ジムの支払いを切り替える際、なんとカード番号をジムに伝えても無効とのこと。ここではじめて、銀行からの自動引き落としを別途手続きをしないと、ジムの支払いにも使えないと分かりました。

そしてまたカードを受け取ったAEONのお店まで行き、フォームに記載。後日日本人のAEON担当者から確認の電話があり、銀行に自動引き落としフォームを提出してもらいました。

尚、申し込んでから設定されるまで1ヶ月ほどかかるとのことでした。

日本だと申し込みの時点でできるようになっているか、カード受け取りのときに案内があると思いますが、ここはさすがのんびりなマレーシアです。

カード受け取り時にも自動引き落としの案内などがないことなどが、至れり尽くせりな日本とは違うところですが、この時自分から質問して、同時に銀行口座からの引き落とし手続すると、私のように二度手間にならずに済みます。

マレーシアでのクレジットカード(AEONカード)発行まとめ

  • マレーシアで日本人のような外国人がクレジットカードを作るには条件がある
  • サブスクの自動引き落としなどは、デビットカードとクレジットカードで手数料が違うことがある
  • AEONカードだとオンラインで申し込み、1ヶ月程度で発行
  • 日本と違い、銀行からの自動引き落としは後日別途申し込みが必要

私の体験記が、マレーシアでの生活を考える人のヒントになりますように。

2024年にマレーシアでデジタルノマドビザを取得した際の体験談です。

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この記事を書いた人
みにさき

大学生まで海外に出たことがない、世間知らずな一人娘。

オーストラリアのパースにワーキングホリデーに行き、住み込みベビーシッターなど全くの英語環境で悪戦苦闘しながらも1年滞在。
帰国後に受けたTOEICのスコアは渡航前より300アップ。

その後は日本で英語を使用する仕事を軸に、メーカーから接客業、派遣社員からフリーランスまで幅広い仕事を経験する。

再度海外に住みたい思いが強くなり、海外就職を決意し、マレーシアへ移住。

現在はフルリモートの外資系企業で働きながら、海外就職や女性のキャリアについてブログやSNSで発信中。

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